植物が空気をきれいにすることは一般的に知られていますが、具体的には、植物の蒸散という働きが関わってきます。植物は必要な水分や栄養素等を多くの水分と一緒に葉や茎などへ運びます。運搬の役割を終え、余った水分は葉の裏にある気孔という器官から外に放出され、新たな外気を取り込みます。
取り込まれた外気には、二酸化炭素以外にも様々な物質が含まれており、これらは根に送られ分解されます。そしてまた水と共に運ばれ、運ぶ役割を終えた水分がまた気孔から放出されるというサイクル繰り返します。
この蒸散の働きにより放出される水分は、蒸留水と同じきれいな水分であり、このことから自然の加湿器とも考えられます。
ハイドロカルチャーによる蒸散能力は土植えの植物よりも格段に高く、植物の持つ空気浄化機能を最大限に引き上げることができます。