導入の目的・効果別ケーススタディ

目的1

信頼関係の早期構築

人間関係のストレス軽減へ

社内でアンケート調査をしたところ、職場内のコミュニケーションに課題を感じるスタッフが多いことが分かりました。
また、人間関係にストレスを感じている人も多く、職場環境をもっと見直し、改善したいと考えています。

CASE1 
お客様との
コミュニケーション活性化したい

課題

お客様の問題や課題の根底に触れるには様々な情報を伝えて頂き、最適なご提案をしたいが、 初対面の人同士では、なかなか心の距離を縮めて話すことが難しい。

解決策

初めて行く場所、初めて会う人には、一定の緊張感がつきものです。
コミュニケーションのはじめに、例えば天気の話などでアイスブレイクするように、植物の持つ雰囲気がリラックス効果を生みだします。
それは、アイスブレイクの効果を高め、より本題や、本音のコミュニケーションの促進が期待でき、より深いニーズやその後の提案に結びつきます。
また、その場所が長時間落ち着く場所であるほど、滞在時間は長くなり、さらに効果の高まりが期待できます。

CASE2 
緊張させない、来た人が
落ち着ける環境が欲しい

課題

来訪者は、約束の時間より少し前に到着し、受付するのが一般的ですが、 担当者が出迎えるまで少し時間が掛かったり、所用で少しお待ちいただく場合があります。

解決策

そのような場合でも、待つことによるストレスや緊張を緩和し、待合の時間を快適に過ごして頂ける、 ホスピタリティを感じられる空間を緑を入れることで実現します。

CASE3 
圧迫感を感じさせず、適度に
目線を遮りたい

課題

一般的なパーテーションだと、圧迫感があり、適度な仕切りでオープンなスペースを作りたい。

解決策

観葉植物をパーテーションとして利用する場合、導線としては区切られて目線は適度に遮りられます。空間としては抜けていても隣席の様子が気にならず、圧迫感が無く、適度に開放的な空間を保ちます。

目的2

企業ロイヤリティの向上

自分たちのビジネスに誇りを持つ

オフィスが地味で殺風景だと、たとえ業務内容に自信があっても、出会いの印象でそれを伝える事ができません。自信をもってできる仕事だからこそ、お客さまの印象に残り、かつ神経質ににならないような環境が必要だと考えています。

CASE1 
企業の第一印象を向上させたい

課題

商品やサービスは顧客に確かなものを提供しているが、どうしても堅苦しい印象になってしまう。
もう少し、優しくソフトな印象や雰囲気に会社のイメージを変え、
ユーザーフレンドリーな企業ブランドとしてのイメージの向上につなげていきたく、先ずは会社の第一印象・初頭効果を高めたい。

解決策

エントランスを中心としたオフィス緑化

会社の顔ともいえるべきエントランスを緑化することでお客様に対して、企業や商品・サービスについて、緑の持つ印象と共に会社のイメージを持ってもらうことができます。
これにより、従来よりもユーザーフレンドリーな印象に変わります。

CASE2 
商品とサービスのイメージを向上させたい

課題

環境に配慮した商品やサービス作り、CSVやSDGs(持続的な開発目標)をもっとうまく表現したい。 自社の製品やサービスの提供が社会課題を解決するということを伝えたい。

解決策

開放的で緑豊かな空間は、会社としての環境や健康への配慮の象徴となり、 具体的な商品やサービス紹介では案内しきれない会社としての取組要素を間接的に表現することができます。 また、環境や健康に関わるテーマについてはより大きな説得力が生まれます。 また、オープンで移動可能なデスクなどにすることにより、イベントやセミナースペースとしても活用できれば、 より会社の取組の認知度を上げる事にもつながります。

CASE3 
働き方改革をすすめ、 優秀な人材獲得とスタッフのモチベーションを向上させたい

課題

ここで働いていてよかった、長く働きたいと思ってもらえる職場環境を整えたい。 職場を魅力的に整え、印象付けることにより、優秀な人材獲得につなげたい。

解決策

緑が導入されたオフィス・ワークプレイスは、会社のスタッフに対する思いを体現します。 エンゲージメント(企業との強固な信頼感)を⾼めるベースになり、 オフィスやワークプレイスで働くスタッフの方々のモチベーションに繋がります。 また、今後の優秀な人材獲得戦略についても、このような魅力的な職場環境を整える事は、 今後一層重要視されていくこと考えられています。 これは幅広い人たちが,働ける,働きたくなる,労働環境の条件緩和、働き方改革につながります。

目的3

知識労働の生産性向上

言いたいことが
言い合える職場環境へ

机を並べただけのオフィスと会議室だけではコミュニケーションに限りがあり、 言いたいことが言い合えるようになるためには、オープンな環境が必要です。 そうすることで自然にミスが減り業務効率化や生産性の向上にもつなげたいと考えています。

CASE1 
スタッフの創造性や集中力を高めたい

課題

オープンなオフィスだけだと、一人の仕事に集中できない、 ただ外とのコミュニケーションを全く遮断するわけではなく、適当な距離感が必要

解決策

低く囲われたパーテーションで、圧迫感をなくし、背の高い植物を設置することで、目線を少し外せば、植物が視界に入りリラックスすることができます。

プライバシーを守る空間がないことや、機密情報の取り扱いに配慮が必要な場合もあります。
また、周りで複数の人間が行き来していると、気軽にコミュニケーションが取りやすい反面、なかなか集中することができない事もあります。

CASE2 
異なるスキルを持つチームメンバーと協働する。
新しいビジネスプランの構築

課題

新しいビジネスプランを各専門で検討し、具現化に向け進めたいがたスピードが上がらない。

解決策

新しいビジネスアイデアが生まれても、一人ではどうすることもできません。多種多様な専門スキルを持つ人たちが日常的に交流することでアイデアが生まれ、新しいビジネスを形にしていくことができます。
数多くのビジネスアイデアから、これだというものを積極的に前向きな議論が気軽に重ねられるワークプレイスには、アットホームな落ち着きのある空間づくりが求められます。

また、部署間のコミュニケーションが深まることで問題や課題が発生した場合に、多角的な見地から本質に素早くアプローチし、解決を速めることも期待できます。

目的4

ウェルビーイングの向上

仕事が不健康につながらない為に

職場における業務が健康に支障をきたしているとすれば、それは大きな問題です。 健康における不安要素は、そのまま会社運営への不安要素にもつながります。職場は健康になるための施設ではありませんが、健康における不安要素はできるだけ取り除きたいです。 そして、スタッフには、ウェルビーイングを向上させ末永く健康に勤めて欲しいと思います。

CASE1 
森林浴効果によるリラックス

課題

閉鎖的なオフィス空間で職場の息苦しい空気を変えたい。

解決策

植物が私たちにもたらす効果は単に視覚だけではありません。
植物はフィトンチッドと呼ばれる揮発性の物質を放出しますが、これは植物自身が細菌や浮遊微生物などから身を守るために放出します。フィトンチッドには、わずかな芳香があり、植物を数多く取り入れると、森のに入ると感じる清涼感と同じ効果をもたらします。
フィトンチッドの成分は葉に多く含まれており、壁面緑化はフィトンチッドの効果が高いと考えられます。

CASE2 
テクノストレスの軽減

課題

PC等のデスクワークが中心で、一日中ずっとモニターをみながら同じ動作をしているとストレスが溜まる。

解決策

実際にパソコン作業中や作業後に現れる視覚の疲労度を瞬き回数測定器を利用して調査が行われたことがありますが、 植物をそば置いて作業すると視覚疲労度が緩和されました。 また植物を注視すると、瞬き回数が改善し、涙液層破壊時間が延長され、 ドライアイやVDC(Visual Display Terminal) 症候群の予防につながることが分かっています。

CASE3 
CO2や有害物質の吸着

課題

人の密度が高い、換気が弱い

解決策

一般的に販売されている空気清浄器には、においや花粉・粉塵などを除去する機能はありますが、 二酸化炭素を減少させる機能はありません。室内の二酸化炭素の量が多くなると息苦しく不快に感じます。 植物は大気中の二酸化炭素と根から吸い上げた水を利用して光合成をおこない、 その過程で二酸化炭素を吸収した分だけ酸素を放出し、人に心地の良い環境をもたらします。 いわば、バイオフィルターとしての役割もあります。